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病いがまた一つの世界をひらいてくれた

「病いがまた一つの世界をひらいてくれた 桃 咲く」
仏教詩人坂村真民さんの言葉です。
冬の厳しい寒さの中で桃の木は堅いつぼみを必死に育て、春になると一斉に美しい花を咲かせます。
苦しみの世界とされる病もまた、この寒さのように人を鍛え心の目を開く機会となって今まで気づかなかった世界を気づかせてくれるというのです。

全編は音声でお聞きください。




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